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【レビュー】これがタイピングしたくなるキーボード|Logicool MX KEYS for Mac!静粛性かつ心地よい打鍵感。全てがハイレベル。

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実は、業務で死ぬほど数字入力をする私なんだけど、これまではApple純正のMagic Keyboard(テンキーレス/US配列)を使ってたんだよね。数字入力はキーボード上段の数字キーで、騙し騙しタイピングしてたんだけど、いよいよ左右のタイピング動作に疲れ果ててきたから、思い切ってテンキー付きキーボードに変更。

そこで、以前から気になっていたLogicoolの「MX KEYS for Mac KX800M」を導入。結果は、評判どおり至高のキーボードだった。

もちろん自腹購入なのだよ。

初めは、Apple純正のテンキー付きにしようかとも思ったんだけど、WEB会議中もタイピングするから、もう少し静かなキーボードが欲しくてKX800Mを選択した感じ。

導入から凡そ1ヶ月ほど使用してみたんだけど、もう打鍵感とかスタイルとかが好きになり過ぎて、戻れなくなってしまったので、思いを込めてレビューしようと思う。というわけで、いってみよう。

眞鍋 祐 です。Twitterもフォローお願いします!お問い合わせはこちらからどうぞ♪

2022年4月現在、新たに静電容量無接点キーボードを入手。ひとまずキーボードの旅に終止符が打たれそうなので、よかったらご参考にしてみてくださいませ。

REALFORCE for Mac PFU Limited Edition レビュー

MX KEYSと比較した記事を作成しました。

MX KEYS vs REALFORCE 7つのポイントで比較

目次(項目クリックでワープ)

MX KEYS for Mac KX800Mのスペック概要

電池で駆動するタイプとは違って、Magic Keyboard等々と同じくバッテリー型のMX KEYS。充電スパンや形式はどうなっているのだろうか。概ね、概要は下記。

アイテムMX KEYS for Mac
キータイプパンタグラフ式
型式KX800M
横幅約430mm
高さ約131mm
重さ約800g
同時ペアリング最大3台
接続方式Bluetooth,USBレシーバー
充電USB-C
バッテリー5日〜5ヶ月
カラースペースグレー

ざっとこんな感じで、やっぱ充電がタイプCなのと、複数ペアリングに対応しているのは嬉しいポイントじゃなかろうか。重さはMagic Keyboardに比べてかなり重いので、持ち運びには適さないけど、私の場合、基本的にキーボードは持ち運びしないのでOK。

それより、ズッシリ感がある方が設置してもズレにくいし、剛性感もある。

底面は滑り止めが6箇所に付いてて、安定感もよい。

あと充電が10日から5ヶ月と幅広いけど、これはキーのイルミネーションをONにするかOFFにするかの違い。OFFだと長持ちする。

ただ私は美しい見た目で使いたい。それにバッテリーは充電すればよい。なので私は、常時ONにして使っている。

MX KEYS for Macの設定はLogi Optionsで

MX KEYSの設定は、Loji OptionsというLogicool製品用の設定アプリを使っておこなうんだけど、いろいろとカスタマイズが可能だ。

Logi Options

Logi OptionsはLogicool製品に対応していて、キーボードだけでなくマウスやトラックボールも認識するようになっている。今回はキーボードの設定を見ていく。具体的には、下記のようなカスタマイズ、設定が可能。

①キーカスタム

②アプリごとの固有設定

③デバイス通知

④バックアップ

ざっくりと上記の感じ。なんだけど、③④はそんなに細かくいじることなかったから、①②についてもう少し詳しく見ていこうと思う。

①キーカスタム

キーカスタムは下の画像の白く囲ってあるキーに、任意でショートカットを割り当てられる機能。元々割り当てられているショートカットを、そのまま使ってもよいんだけど、好きなショートカットを割り当てることもできますよって話。

ちなみに私の場合、通常業務は殆どデフォルトでいけるから、次の固有設定以外は触っていない。

②アプリごとの固有設定

正直こっちの方がニーズありそうな気はするよね。アプリ毎の固有設定は、「すべてのアプリケーション」をクリックすると、今あなたのデバイスにあるアプリを追加でき、各々のアプリでキーの役割を変更できるシステム。

私の場合だと、動画編集ソフトだったり、画像編集ソフトだったりで、それぞれキー役割を設定してるのだよ。

とはいえ、この辺りよく使うのってどっちかと言うとマウスの方かなと思うので、私もトラックボール使ってるんだけど、キーボードじゃなくてトラックボールに割り当てることの方が多いのが実情。

ちなみにスタート画面では登録しているデバイスが表示され、バッテリー残量等も見えるようになっている。

MX KEYS for Macのバッテリー残量
M575 トラックボールのバッテリー残量

MX KEYS for Macのペアリング方法は2つ

ペアリング方法は、Bluetoothで接続するか、USBレシーバーで接続するか、のどっちかになる。私は比較的、安定性のあるレシーバー接続で運用してる。USBポートをレシーバーで1つ失うけど、まぁ仕方ないところ。ハブ経由で接続できる。

ちなみにMX KEYSに有線接続は無い。以前使っていたMagic Keyboardは、端子こそLightningウンコだったけど、それでも接続すれば充電+有線接続になっていたから、そこは若干残念ポイント。

安定性の面では、たしかに有線接続に勝るものはないと思う。とはいえ、今のところレシーバー運用でも遅延等々は起きてないし、業務に差し支えることもなく快適に使えているのでよい。

MX KEYS for Macの良いところ

ここからは、MX KEYSの良いところ、残念なところについて、触れていこうと思う。先ずは良いところから。具体的なポイントは下記。

  • 反発力のあるナイスな打鍵感
  • 絶妙なキーの凹みでタイプミス軽減
  • シンプルかつ飽きのこないスタイル
  • US配列Macのキーを概ねコピーしている
  • 複数デバイスとのペアリングが可能

パッと思いつく限りでこれくらいある。今後、新たに発見したら、都度埋めていこうと思う。1つずついってみよう。

パンタグラフ式ショートストローク。なのに反発力がある打鍵感かつ高い静粛性。

打鍵感と言えばHHKBやRealForce、またはKeychron等々のイメージがあるけど、いやいや、このMX KEYSも素晴らしい。パンタグラフ式、ショートストロークキーボード、それらの中でも、打鍵感は至高だと思う。

とくに私が気に入っているポイントは反発力のある打鍵感もさることながら、タイピング時の「静かさ」にある。WEB会議中でもタイピングする私としては、静音なタイピング音は捨てがたい。気にせず打ち込めるから。

跳ね返りのある打鍵感なのに静かという、私にとっては最高のデバイスなのだよ。

キー表面に施された凹みが指にフィットする耐ミスタイプ構造

多くのキーボードを見てもらえると分かると思うんだけど、大体のキーボードってキー面はフラットか、あっても殆ど分からない程度の凹みだと思う。それがこのMX KEYSは、明らかに見て取れるほどの凹みが施されている。

見た目的にどうかと思う人もいるかもしれないが、この凹みのお陰で、指のフィット感が変わってくる。キーが指にフィットすると、タイプミスは減るよね。deleteを叩く回数も軽減される。ってことは、イコール無駄な動作が無くなるとも言える。よく考えられている。

既にタイピングはベテランだって人も、これからタイピングを始める人にも、どっちにもおすすめできる形状だと思う。

ミニマルスタイルで飽きのこないデザイン

もはや見た目の話になるんだけど、視覚からの情報が知覚の8割を占める人だからこそ、スタイルは重要だろう。

Macともぴったりなスペースグレーとブラックの組み合わせは、シンプルかつミニマル。そして私のテンションを大きく上げてくれるのがこちら、キーのイルミネーションだ。

イルミネーションをオフにすることで、バッテリーは5ヶ月もつらしいが、私には関係ない。なぜなら充電すればよいだけだから。それより、美しい見た目を味わいながらタイピングしていたい。と、私は思う。

夜間等々、暗くなってからのイルミネーションは、美しさにも拍車がかかっている。

US配列Macのキーが概ねコピーされたキー配列

そもそもMX KEYSには通常の「MX KEYS」と「for Mac」がある。fou Macは、その名のとおりMacBookに寄せて設計されているんだけど、キー配列が”似ている”を通り越して”概ねコピーされている”のが特徴。

MacBook Pro のキー

上の画像が、愛用しているMacBookPro13インチのキーボード。

MX KEYS for Macのキー

こっちがMX KEYS for Macのキーなんだけど、そっくりそのまま移植したのかってくらい同じ。WindowsユーザーやJIS配列好みの人には全く共感されないって理解してるんだけど、私が好きなら私以外の人でも同じように、MacとUS配列が好きだって人はいるはず。

私は元々Apple好きで、Macユーザーで、US配列信者。そんな私にとって、このコピーは嬉し過ぎるポイントなのだよ。

Magic Keyboardではできなかった複数ペアリングが可能

MX KEYSは3つのデバイスと同時ペアリングが可能。ニーズは高いはず。例えば1台はMac、もう1台はiPad、のような使い方が可能。昨今の在宅ワークの普及で、ガジェット好き以外でも「PCとタブレットを併用して業務をおこなっている」なんて人も多いハズ。

iPadなら、今や魔法の棒(ペンシル)があるから手書きできるけど、とはいえタイピング入力できるに越したことはないよね。

しかもデバイス間の切り替えは、上赤枠のキーを叩くだけで完結するため、むっちゃ楽。Magic Keyboardはシングルデバイスずつしかペアリングできないから、ここもMagic Keyboardからの乗り換えポイントになるね。

ちなみに私は、今のところiPadはゴロ寝用だから業務で同時に使うことはなく、MacBookPro13インチのクラムシェル運用のみでよいんだけど、いずれ新しいiPadを導入した際は、ガッツリ接続して使おうと思っている。

MX KEYS for Macの残念なところ

お次は残念なところ。基本的にはMX KEYSちゃんにゾッコンなので、私からすると欠点という欠点はないんだけど、強いて言うならここだなってところを挙げていく。具体的には下記。

  • フルサイズなだけに長い横幅
  • 「for Mac」にはUS配列しかない
  • 有線接続できない

1つずついってみよう。

やっぱり長い横幅。マウスまでが遠い。

これはフルサイズキーボードの宿命だけど、横幅が長いのよ。だからマウスまでの距離が遠く、手の移動距離が大きいのはしんどい。ただ私はテンキー必須だし、フルサイズにしたら横幅が長くなるのは至極当然の話なので、諦めるしかない。ここはもう、トレードオフだね。でも遠い。

テンキーはいらないって人はMX KEYS mini っていうテンキーレスモデルがあるから、そっちを検討するとよいかも。

但しJIS配列しかない。だからUS信者の人は、今度はキー配列を妥協する必要が出てくる。距離を取るか配列を取るか、難しいところ。

「for Mac」にはUS配列しかない

MacユーザーだからこそMacに寄せたMX KEYSは嬉しいキーボード。但し、前述のminiにはJIS配列しかない問題が、今度はMX KEYS for MacにはUS配列しかない問題があるのだよ。US配列好きな私みたいなやつにはドンピシャなんだけど、Macユーザーでも、JIS配列がよいのよ。って人、当たり前にいるよね。

そんな人にとっては、せっかくMacに振ったモデルでも、US配列しかないのは選択し辛いポイントになると思う。

全てのモデルでJIS版、US版を出してほしいと心の底から願う私です。

とはいえJIS配列のMX KEYSは、普通にMacで使えるみたいだし、JIS配列じゃないとダメって場合は、for MacじゃないMX KEYSを使えばよいけど、やっぱMacに振ったモデルあるなら、そっち使いたいって思うのがMacユーザーの心情よね。

だからやっぱり全てのモデルで、どっちの配列も出してくれ。頼むよLogicool。

どう転んでも有線接続は無理

MX KEYSはタイプC端子なんだけど、これは充電専用みたい。だから、どう転んでも有線接続は無理。

ちなみに以前使ってたMagic Keyboardのときに起きてた現象なんだけど、Bluetooth接続でWEB会議等々、オンライン通話してると、どうも挙動がおかしくなっていたのよ。だからオンライン通話の都度、Lightningウンコをブッ挿して有線状態にしてたんだけど、MX KEYSでは、そもそも有線接続ができないのが残念。

とはいえUSBレシーバーで接続したら、Bluetoothより安定してるし、今のところ前のような謎の現象は起きていないから、一応よしとしている。

ちなみに私は、キーボードもマウス(トラックボール)も、両方USBレシーバーで接続してる。Bluetoothより安定するから。

ついでに1つのレシーバーで、最大6台の対応デバイスに接続可能だから、USBポートも1つで済むのが嬉しいポイント。

MX KEYS KX800との違い

MX KEYSとMX KEYS for Mac、一番大きな違いは、前述してきたとおり、キー配列だろう。JIS配列かUS配列か。え?それだけ?と思うかもだけど、意外とこのキー配列の違いは大きいよね。

ちなみにMacに振ったMX KEYS for MacとWindows、Macともに対応しているMX KEYSでは、互換性に若干違いがあるっぽい。あと微々たる差だけど、カラーも違ってる。

出典:Logicool

これはLogicoolの公式にあった表なんだけど、for Macの方は互換性にWindowsの記載がない。私はfor Macしか持っていないから、なんとも言えないんだけど、いろんな人のレビューを見る限り、「for MacでもWindowsで使える」みたいなことは書いてある。

とはいえ、もし使うなら自己責任で。この先レビューするチャンスがあれば、追記していくよ。

Apple純正 Magic Keyboardとの違い

以前まで使っていたApple純正、Magic Keyboard。MX KEYS for Macとは、いろいろ違うポイントがあるけど、具体的には下記。

  • 厚み、重さ
  • 打鍵感
  • タイピング音

一番はやっぱり打鍵感。圧倒的にMX KEYSが上。あとはタイピング時の音。1つずついってみよう。

薄く軽い

たしかMagic Keyboardの重さは約240g前後だったと思う。測るの忘れて売っちまったから、重さの画像はないんだけどApple公式には0.239kgって書いてある。薄くて軽いと、持ち運びにはよいんだけど、設置してタイピングしてるとズレてきたりするのよね。

それに私の場合、外部キーボードを持ち運ぶことがないから、どっちかというと重さがあってズレない方がありがたいのだよ。

スーパーショートストロークの打鍵感

MX KEYS for Macに比べて、さらにショートストロークなMagic Keyboard。タイピングした感じは、やっぱり反発力も弱いかな。打ち込んだ感覚が限りなく無い方が好みって場合よいけど、私には合わない感じだった。超絶軽い打ち心地、そんな打鍵感だった。

反発力とか打鍵感の話するなら、HHKBとか使えよってなると思うんだけど、元々薄型キーボードが好みな上、テンキー必須でかつ打鍵感も求めるとなると、意外と少ないのよね。

Magic Keyboardのタイピング音は静かだけどMX KEYS for Macはさらに静か

Magic Keyboardもタイピング音は静かな方だと思う。若干「ペチペチ」いうけど。だからMagic Keyboardのタイピング音がうるさいってわけじゃないんだけど、MX KEYS はさらに静かだったって話。

WEB会議とかでタイピングすると、Magic Keyboardでも「ペチペチ音」が入ってしまう。そこを緩和させたかったから、静かなキーボードを探してた。

Logicool MX KEYS for Mac。ひとたび使うとやめられない至高のキーボード。全てがハイレベル。

結論、MX KEYS for MacはMagic Keyboardの上位互換モデル。私の中ではそんなイメージ。

「薄型キーボードで、打鍵感がよくて、タイピング音が静かで、カスタマイズ性が高い」そんなキーボードを求めている場合、MX KEYSは最適解かと。

キー配列もほぼコピーだから、US配列Magic Keyboardからの乗り換えも、難なくいけるだろう。あと、同じくLogicoolから出ている、MXパームレストと合わせて使うと、長時間のタイピングもグッと楽になる。腱鞘炎対策にもよい感じだよ。

Logicool MX KEYS for Mac、それはこの先長く愛用し続けるであろうデバイスの1つだと言える、至高の逸品だった。もう戻れない。

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