私が初めて購入したPCは、WindowsのNECノートだった。キー配列はJIS配列。しばらく使ったのち、Macの存在を知り、即乗り換えた。
その際、キー配列もシンプルでカッコいいと感じていたUS配列にシフト。以降、常にUS配列を選択する、まさにUS配列オタクとなった。
今回は、そんなUSキー配列についての利点や欠点、ついでに、おすすめキーボードやキーボードタイプにも触れつつ、あれこれ語っていこうと思う。
USキーボード導入の参考にしてもらえると嬉しい。というわけで、いってみよう。

US配列とJIS配列の違い|比較
US配列とJIS配列では、キー配置はもちろん、キーの印字やキーサイズが違ったりする。百聞は一見に如かず。ってことで、下記の画像を参考にしてほしい。


こちらは今、私が使っているREALFORCEのキーボード。for Mac でUS配列。


対して、こちらは同じくREALFORCEのJIS配列仕様。違いが分かるかと思う。
個人的に思う大きな違いは、やっぱエンターキーとバックスペース、あとスペースキーの形(大きさ)かなと。
US配列の利点 ・欠点|メリット・デメリット
利点
まずはUS配列の利点から。主に下記。
- エンターキーが近い
- デリートキーがデカイ
- スペースキーが長い
- 見た目がシンプル
エンターキーが横長だから、距離が近い。
賛否分かれるところではあるけど、やはりUS配列のエンターは、ホームポジションから小指が届きやすいなと。小指でエンターする人向けかなと。
但し、縦には短いからJIS配列からのシフトでは、違和感があるかも。私もUS配列へシフトして一番慣れるのに時間がかかったのがエンターキーでもある。
デリートキーが大きく、指が届きやすい。
一般的なJIS配列のデリートキーを2つ並べた的なイメージ。こちらもホームポジションから楽に指が届く。
バックスペースだけど、私は薬指でタイプするんだけど、中指でタイプする人もいると思う。その場合さらに恩恵は大きいと思う。
スペースキーが長く、押しやすい。
JIS配列のスペースキーは短く、個人的に押しにくいと感じている。慣れの問題かもだけど、とはいえ、US配列のスペースキーの方が長く押しやすいのは利点の1つだろう。


例えば、Apple 純正のMagic Keyboardなら、「C〜M」までの長さがあり、


REALFORCEでは、「C〜、」までの長さがある。
ホームポジションに置いたとき、親指が余裕を持ってスペースキーに乗るのも、US配列の魅力。
とにかく、見た目がシンプルでカッコいい。
キー上に印字されている文字がシンプルで、見やすいし見た目もカッコいい。
これは完全な主観。
欠点
次いでUS配列の欠点は下記。
- かな切り替えキーがない
- かな入力には向いてない
- 選択肢が少ない
かな切り替えキーがないから、アプリ等が必要。
JIS配列には存在する、かな切り替えのキーがUS配列には存在しない。なので、多様していた場合は違和感あると思う。
とはいえ、英かな等々のアプリを導入することで、スペースキー両サイドのコマンドキーで切り替えは可能になる。
かな入力してきた場合は向いてないかも。
これはもうどうしようもないけど、かな入力派の場合は、素直にJIS配列にした方がよいかも。
US配列でもできないことはないのかもしれないけど、やりにくそう。わざわざ選択するメリットはないかなと。
キーボードの選択肢が、ちょっとだけ減る。
殆どのキーボードで、US配列はあると思うんだけど、例えば、新たにリリースされるキーボードなどで、まずJIS配列だけが発売される。ってこともある。
そんなときUS配列信者は、「頼むからUS配列も出してくれ〜!」と嘆く羽目になるのがツライ。
US配列をおすすめする人
私が思うUS配列をおすすめする人は下記。
- エンジニア
- ライターやブロガー
- シンプルな見た目を好む場合
- そもそもUS配列が欲しい場合
エンジニアでガシガシとコードを書く人。
プログラミングでは英字や記号を多様すると思う。慣れの問題だと言えば、それまでだけど、とはいえ、どうせならUS配列の方で慣れるとよいのかなと思う。
ライターやブロガーで、カタカタとライティングする人。
大量の文章を長時間執筆するライターやブロガーにとって、楽なキー配列の方が負担が少なそう。ここも慣れの問題と言われるとそれまでなんだけど。とはいえ、バックスペースとエンターが近いのは、やっぱタイピングしていて楽。
シンプルな見た目が好きな人。
キー上の文字がシンプルな方がよいって場合は間違いなくUS配列。導入して後悔しないと思う。
US配列が欲しい人。
欲しいんだから買っちゃいな!でも、ぶっちゃけここが一番大きいのかも。私もカッコいいと感じ、欲しい!と思ったからこそ購入したわけだし。タイピングのしやすさとかは、二の次だったな。
おすすめのキーボードタイプ
ちなみに、キーボードにはザックリと3つのタイプがあって、それが下記。
- コンパクトタイプ
- テンキーレスタイプ
- フルサイズタイプ
で、結論、上記の中でも、テンキーレスタイプがおすすめ。理由は大き過ぎずかつキー配置もよいから。
たしかに横幅サイズ的には、コンパクトキーボードが短くて、マウス等のポインターデバイスも操作しやすい。
けど、コンパクトタイプは、カーソルキーが無理やりねじ込まれたみたいになったりで、


使ってきたからこそだけど、個人的にはちょっと微妙だと感じてる。


あとテンキーが必要な場合は、左手デバイスにするのもあり。


私が常にUS配列を選択する理由
いろいろ語ってきたけど、私が常にUS配列を選択し、US配列信者になった理由はシンプルにカッコいいと感じているからだ。
タイピングのしやすさや、仕事への影響もあるけど、そこは二の次になる。
好みのキーボードを使うことでモチベーションにもなり、結果的に仕事にもよい影響がでると思っている。
US配列信者に合理的な理由など不要。好きだから、でよいのだよ。
最後に
US配列信者のすゝめ。いかがだっただろうか。US配列は慣れると本当に打ちやすいし、メリットもたくさんある配列だと思ってるし、一度は試してみる価値あるかなと。
もちろん、私の今のキーボード「REALFORCE」もUS配列だぜ!


そして、この先も私は、US配列のキーボードを選択していくだろう。と改めて感じつつ、今回の記事を終わろうと思います。それでは、また次回!
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